トップページ > 住宅ローン金利の基礎知識「借り換えで損したケース(2)」
住宅ローン変動金利比較口コミがご案内する住宅ローン金利の基礎知識。今回は「借り換えで損したケース(2)」です。
コスト削減と収支改善はイコールではありません。金利を下げても返済は思ったほど楽にはならないのです。
ここで気をつけなければいけないのは、何を目的に借り換えをしたいのかです。
貯蓄型の保険に加入し、学資保険や個人年金もきちんとやっている。ここまでで異変に気づくケースもあるのですが、そうでないケースがほとんどかもしれません。
その後、妻が仕事を辞めた、ボーナスが減った。このようなことはどこの家庭でも日常茶飯事に起きていることです。
すると、ある時から急にやり繰りが苦しくなります。
とどめは、教育資金の支払いが多くなる時期になることです。何度も言いますが、教育資金を甘く見てはいけません。
おトクな方法ばかりやってきた人は、収支が厳しいだけでなく、手元の流動性資金がほとんどありません。まじめにコツコツ繰上返済をしてきただけに、どうしてわが家はこんなに苦しいのだろう?と不思議で仕方がないのです。
どちらかと言うと、これは収入が高めの人が陥る傾向があります。
前に「1,000万円シンドローム」の話をしましたが、収入が高くて損得に敏感な人ほど陥りやすいワナなのです。
(続く)
参考にしてみてください。
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(住宅ローン専門FP)