トップページ > 住宅ローン金利の基礎知識「住宅ローンは「貸してくれる額≠借りていい額」」
住宅ローン変動金利比較口コミがご案内する住宅ローン金利の基礎知識。今回は「住宅ローンは「貸してくれる額≠借りていい額」」です。
さて、二つの悲劇の話をします。
一つは、将来にわたって、全く問題なく返済していけるのに、審査に落ちてしまう人が出てしまうことです。
ライフプラン的な観点から見ると、その人の借入額は適正なのに、銀行の審査基準に少し届かない場合です。言い換えれば「貸してくれる額」を少々オーバーしているケースです。
先程も述べたように、このような残念な結果が出てしまうのは、多様化した社会に対して銀行の審査方法が柔軟に対応できていないからでしょう。
こういう時の対策は、何とかして審査を通す努力をすることです。
もう一つの悲劇は、ライフプラン的に見ると、この借入額は過大である、つまりいずれ破たんすることが想像できるにもかかわらず、審査が通ってしまう場合です。
銀行の審査基準はクリアしていても、将来のライフプランからすると、借入額がややオーバーしているケースです。
銀行の審査が通るということは、ある意味、この購入案件に対して銀行が太鼓判を押してくれたのだと誤解することもあるでしょう。
こういう場合に取るべき対策は、ライフプランの観点から見て「借りていい額」を検証して、その範囲内に借入額を抑えることです。
(続く)
参考にしてみてください。
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(住宅ローン専門FP)