トップページ > 住宅ローン金利の基礎知識「理想的な住宅購入の流れ」
住宅ローン変動金利比較口コミがご案内する住宅ローン金利の基礎知識。今回は「理想的な住宅購入の流れ」です。
さて、よくある住宅購入の流れは、資金計画を住まい探しの後に行なうパターンです。
もちろん、住まい探しの段階でローンの返済額がいくらくらいになりそうか程度のことは計算するか、もしくは営業マンから提示されると思いますが、返済以外の大切な要素は検討不十分なケースがほとんどだと思います。
また、先に資金計画を行なっている人の中でも、ライフプラン(この先50年分の資金計画)まで行なっている人はほとんどいないでしょう。
住宅ローンも、住宅購入と同様、金融機関探しから始めて、その後に「借り方・返し方」を決めるというパターンがよくある流れです。
以前なら、都市銀行や地域の有名地銀などブランドで探す人が多かったのですが、最近ではインターネットで金利のランキングから選んでいる傾向があります。
いずれにしても、まず金融機関探しから始めてしまうのです。
おトクで安心な住宅ローンを選びたいならば、まず金額、期間、金利種類、返済方法等の「借り方・返し方」を決めてから、金融機関選びをするという順番にしなければいけません。
「借り方・返し方」については、どこの金融機関を選んだとしても、共通してついて回ってくる検討事項ですし、住宅ローンを借りる上で最も大切な要素だからです。
たとえば、ブランドやイメージで銀行を決めてしまって、その後に固定金利がいいという展開になっても、その銀行の固定金利は他行よりもかなり高いかもしれません。
または、金利優遇幅の大きさを優先事項にして、優遇ランキングで銀行を選んだ後、その条件が頭金を2割入れることだった場合、そのことが自己資金を著しく減少させて、ライフプランに多大な支障をきたすということになるかもしれません。
まず「借り方・返し方」を決めて、その上で銀行探しをしたほうが、ずっと選択肢は広がるはずです。
(続く)
参考にしてみてください。
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(住宅ローン専門FP)