トップページ > 住宅ローン金利の基礎知識「団信を半額にする方法」
住宅ローン変動金利比較口コミがご案内する住宅ローン金利の基礎知識。今回は「団信を半額にする方法」です。
さて、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)のフラット35の場合は、団信保険料は金利に織り込まず、別に支払うことも可能です。
この別に払うというしくみを利用して、劇的なコストダウンを図る方法があります。
唯一、民間保険のほうが団信よりも安くできる方法があるのですが、そのある方法を使うと保険料が半分くらいになるのです。
団信保険料は民間保険会社の提供する保険料よりは割安と言いました。しかし、総じて安くはなるのですが、ある一定の条件のもとではむしろ民間保険よりも高くなるケースがあるのです。
それはどういうケースかと言うと、全年齢で保険料は同じに設定されているので、年齢が高い人にとっては割安感があるのですが、本来、保険料が安いはずの若い人が割りを食うことになっています。
また、団信は男女で料金の差がありません。
さらに健康やタバコを吸わない人などリスク区分型の料金体系も用意されていません。このような差を利用するのです。
また、フラット35では、既に理想的な保険に加入済みで、これ以上保険に加入する必要のない人は、新規に団信に加入しないという選択肢があります。
あるいは、若い方や女性の場合は、割安な民間保険を利用したほうがコストダウンできます。
さらに、病気で団信加入の審査が通らないため、住宅購入をあきらめていた人でも、住宅ローンを借りられるという選択肢が生まれてきます。
団信なしでローンを借りることを推奨しているわけではありません。万一の場合の対処方法を他に取っておくことは当然のこととして、病気の人にもマイホーム実現の可能性があることはとても大切な選択肢になると思います。
このように、金利の表示にはありとあらゆる要素が複雑にからみ合っているので、見た目の金利比較だけでは正しい比較ができにくくなっています。
(続く)
参考にしてみてください。
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(住宅ローン専門FP)