トップページ > 住宅ローン金利の基礎知識「繰上返済には2種類ある」
住宅ローン変動金利比較口コミがご案内する住宅ローン金利の基礎知識。今回は「繰上返済には2種類ある」です。
住宅ローンを借りた人の次の目標は、早く返し終わることです。
なかでも、繰上返済はローンのおトクな返し方の代表選手です。
繰上返済とは、一度に100万円など、まとまったお金を元金の返済に充てることです。
支払い利息は「残高×金利×期間」で決まりますので、繰上返済をすると、確かにかなりの利息軽減効果があります。
繰上返済には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類の返済方法があるのをご存じでしょうか?
おトクという観点からすると、期間短縮型のほうが利息軽減効果が高くなります。
当初借入から1年後に100万円の繰上返済をした場合の利息削減額は、次のような差が出てきます(3000万円、35年、2.5%のケース)。
・期間短縮型の場合 : 136万円
・返済額軽減型の場合 : 48万円
手元の現金100万円を繰上返済に回すということは、下図のAの部分を一括で返済に回すということになるので、本来かかるはずの利息(斜線部分)を払わなくて済むことになります。
まさに、この部分がおトクになるというわけですね。
なお、繰上返済には一般に2〜3万円程度の手数料がかかりますが、最近では手数料無料の金融機関もあります。
(続く)
参考にしてみてください。
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(住宅ローン専門FP)