トップページ > 住宅ローン金利の基礎知識「元利均等返済は計画が立てやすい」
住宅ローン変動金利比較口コミがご案内する住宅ローン金利の基礎知識。今回は「元利均等返済は計画が立てやすい」です。
住宅ローンの返済方法には、元金均等返済と元利均等返済の2種類があります。
金利が同じ場合でも、返済方法が違うだけで初回返済額が2万円以上違います(3,000万円、35年の場合)。
「初回返済額」と言いましたが、これが二つの返済額の違いを表わしています。元利均等返済は元利金(元金+利息の合計額)の9万9,378円が35年間ずっと変わらないという返済方法です。
しかし、元金と利息の内訳が毎月変化していきます。
一方、元金均等返済は7万1,428円の元金部分が35年間変わらず一定で、それに利息が足されるしくみです。
それぞれの毎月の返済額と、その内訳である元金と利息の推移を見てみましょう。
こちらは元利均等返済の推移ですが、ローン を借りた後に金融機関から届く返済予定表の抜粋と言ってもいいでしょう。
この表のように、元利均等返済は毎月の返済額が一定なので、計画が立てやすいというメリットがあります。実際には、ほとんどの方がこの元利均等返済を利用しています。
ではこちらの元金均等返済のメリットは何かというと、当初から元金の返済額が大きい、つまり元金の減りが早いので、結果として支払 う利息の総額が少なくて済むことです。
以上の二つを比較すると、利息の支払総額が120万円ほど元金均等返済のほうがおトクですね。
(続く)
参考にしてみてください。
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(住宅ローン専門FP)